こんにちは。間取り変更を伴う大規模なフルリノベーションから、お部屋の印象を劇的に変える壁紙の張り替え工事まで、お住まいの空間づくりをトータルでお手伝いする「総合リフォームの松美装」です。
皆様はご自宅のトイレのインテリアに満足されていますでしょうか。トイレは家の中で最も面積が小さな個室ですが、家族全員が毎日必ず使用し、一人きりでホッと息をつくための究極のプライベート空間でもあります。しかし、リビングや寝室などの居住スペースに比べるとインテリアの優先順位が低くなりやすく、新築時のままの無難な壁紙で長年過ごされているケースが非常に多く見受けられます。
実は、この「狭く閉ざされた空間」だからこそ、壁紙の色や柄を少し工夫するだけで、他の広い部屋では得られないほどの劇的な変化と、ワンランク上の上質な空気感を生み出すことができるのです。
今回は、トイレの奥の壁一面に「木目調のアクセントクロス」を施工し、同時に棚や床の交換も行って、空間全体をスタイリッシュにまとめ上げた内装リフォーム事例をご紹介いたします。汚れを目立たなくする実用的な壁紙から、デザイン性と機能性を兼ね備えた最新の壁紙への移行がもたらす素晴らしい効果について、たっぷりのボリュームで詳しく解説してまいります。
施工前(BEFORE):実用的ではあるものの、少し単調な空間
まずは、今回リフォームのご依頼をいただいたトイレの、施工前の様子を見てみましょう。

綺麗にお使いいただいているトイレですが、天井から四方の壁全体に至るまで、すべて同じ柄のクロス(壁紙)で統一されています。このクロスには細かなパターン(模様)が入っており、水はねや手垢などの日常的な汚れを視覚的に目立たなくするという、非常に実用的な目的を持った壁紙が選ばれています。
衛生管理の面ではとても理にかなった選択ですが、インテリアデザインの観点から見ると、少しもったいない部分があります。全面が同じパターンで覆われていると、空間全体が平面的でのっぺりとした印象になりがちです。人間の目は、視線が自然と集まる「主役」となる場所がないと、その空間を単調で退屈なものとして認識してしまう傾向があります。
お客様も、この実用的すぎる雰囲気を一新し、もっとお洒落で落ち着く、カフェやホテルのような洗練された空間にしたいというご希望をお持ちでした。そこで私たちは、空間の奥にある壁の一面だけを異なるデザインにする「アクセントクロス」の手法をご提案いたしました。
アクセントクロスがもたらす「奥行き」の視覚効果
アクセントクロスとは、お部屋の壁の一部分(基本的には一面のみ)に、ベースとなる壁紙とは全く違う色や柄を取り入れるインテリアテクニックです。
特にトイレのような細長い空間において、入り口から見て「正面の奥の壁」に少し濃い色や柄のアクセントクロスを配置することは、デザイン上非常に効果的です。濃い色は色彩心理学において「後退色」と呼ばれ、実際の距離よりも遠くにあるように錯覚させる効果を持っています。奥の壁が遠くに見えることで、狭いトイレの空間にグッと「奥行き」が生まれ、圧迫感が軽減されるのです。
施工後(AFTER):木目調クロスとトータルコーディネートの魔法
それでは、奥の壁にアクセントクロスを施工し、内装を一新した後のスタイリッシュなトイレをご覧ください。

いかがでしょうか。空間の広さや便器などの設備は全く変わっていないにもかかわらず、お部屋の空気が劇的に変わり、見違えるように上質でモダンな空間へと変貌を遂げました。
今回、奥の壁のアクセントとして採用いただいたのは、深みのある「木目調」のクロスです。木目のデザインは、無機質になりがちな水回りに自然の温もりと落ち着きを与えてくれます。また、木目が縦のラインを描いているため、天井が実際よりも高く感じられるという縦方向の視覚効果も発揮しています。
さらに今回のリフォームの成功の鍵は、壁紙の張り替えに合わせて「床材(クッションフロア等)」と「上部の収納棚」の交換工事も同時に行った点にあります。
壁の一部に濃い木目を取り入れた際、古い床や棚がそのままでは、どうしても色合いのバランスが崩れてちぐはぐな印象になってしまいます。そこで、木目調のアクセントクロスに色調を合わせた床材を選び、収納棚も新しいデザインのものへと一新しました。空間を構成する要素のトーンを統一する「トータルコーディネート」を行うことで、空間全体に美しいまとまりが生まれ、スタイリッシュな印象が確固たるものとなったのです。
採用した壁紙:リリカラの「LB-9279」と「LB-9285」の魅力
今回、ベースとなる白い壁紙と、木目調のアクセントクロスの両方に、国内の有力インテリアメーカーである「リリカラ(Lilycolor)」の製品(LB-9279、LB-9285)を採用いたしました。
リリカラの壁紙は、デザイン性が優れていることはもちろんですが、トイレという特殊な環境において最も重要となる「優れた機能性」を兼ね備えています。
その最大の特長が「防カビ機能」です。
トイレは水を使用する場所であり、また限られた空間であるため、どうしても湿気がこもりやすくなります。換気が不十分な状態が続くと、壁紙の表面や裏側にカビが発生し、嫌なニオイの原因となったり、壁紙そのものを剥がれやすくしてしまったりします。しかし、今回使用したリリカラのクロスは、素材自体にカビの繁殖を強力に抑える防カビ処理が施されています。
湿気の多い水回りでも清潔な状態を長く保つことができ、日々のお掃除やお手入れの負担を大幅に軽減してくれる、非常に頼もしい壁紙です。
狭い空間だからこそ求められる、プロの緻密な施工技術
壁の一面を変えるだけであれば、DIYでシールタイプの壁紙を貼ってみようと考える方もいらっしゃるかもしれません。しかし、トイレでの壁紙張り替えには、他の広いお部屋とは異なる特有の難しさが潜んでいます。
一つ目は、限られたスペースでの作業です。便器という大きな設備が固定されている中で、長い壁紙に糊をつけ、シワにならないように真っ直ぐに貼り上げていく作業は、極めて高度な職人の技術を必要とします。特に、便器の裏側やタンクの後ろといった手が入りにくい狭い隙間まで、カッターの刃を正確に入れて美しく切り揃えるのは、プロの経験がなければ不可能です。
二つ目は、入念な「下地処理」です。古い壁紙を剥がすと、下地である石膏ボードの継ぎ目や、タオル掛けなどを固定していたビスの穴などが露出します。これらのわずかな凹凸を専用のパテで完全に平らに埋める作業(不陸調整)を行わなければ、新しい壁紙の表面に波打つような影が出てしまいます。今回のような木目調や濃い色のクロスは、特に下地の段差が目立ちやすいため、この見えない下地処理の精度が仕上がりの美しさをすべて決定づけます。
私たち松美装の内装職人は、こうした水回り特有の難しさを熟知しており、既存のペーパーホルダーや棚を一度丁寧に取り外し、完璧な下地を作り上げてから、ミリ単位の精度で美しい壁面を創り上げています。
壁紙の張り替えから始まる、心地よい暮らしのアップデート
トイレは、お客様をお迎えした際に必ず立ち寄られる場所でもあります。レストランやホテルで、トイレのインテリアが美しいとそのお店全体の印象が良くなるように、ご自宅のトイレを上質な空間に整えることは、住まい全体の品格を高めることに直結します。
「たかがトイレの壁紙」と侮ることはできません。アクセントクロスは、数あるリフォームの中でも工事の期間が短く、費用を抑えながらも最大の心理的満足感を得ることができる、コストパフォーマンスに優れたリフォームです。
今回のような落ち着いた木目調だけでなく、清潔感のあるブルーグレーや、華やかなボタニカル柄、高級感のある石目調など、何百種類というデザインの中から、お客様の理想の空間にぴったりと合う壁紙を見つける過程は、とてもワクワクする楽しい時間です。
私たち松美装では、便器などの大掛かりな設備交換を伴わない、壁紙(クロス)の張り替えのみの工事も喜んで承っております。
「我が家のトイレにはどんな色が合うのか提案してほしい」「床のクッションフロアも一緒に張り替えた場合の費用を知りたい」といったご相談も大歓迎です。現地への訪問調査、寸法の測定、そして詳細なプランニングとお見積りはすべて無料で行っております。
毎日を過ごす大切なお住まいが、もっと快適で、もっとお気に入りの空間になるよう、経験豊富なスタッフが真心を込めてサポートさせていただきます。少しでも気になることがございましたら、どうぞいつでもお気軽に私たち松美装までお問い合わせください。皆様からのご連絡を、心よりお待ちしております。
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