【町田市】何もない壁に命を吹き込む!配管の穴あけから専用コンセントの確認まで、安全・確実に行う「エアコンの新規取付工事」

こんにちは。間取り変更を伴う大規模なフルリノベーションから、ライフスタイルに合わせた空間デザインまで、お住まいをトータルでお手伝いする「総合リフォームの松美装」です。

猛暑の夏や厳しい寒さの冬を乗り切るために、現代の住環境において絶対に欠かすことのできない住宅設備、それが「エアコン」です。
最近では、テレワークの普及やお子様の成長に伴い、これまで物置として使っていたお部屋や、空き部屋だった空間を、新しく快適な個室として活用されるご家庭が増えております。

そうしたお部屋の用途変更の際に必ず直面するのが、「この部屋にはエアコンが付いていない」という問題です。
すでにエアコンが付いている場所の機器を新しいものに取り替える「交換工事」とは異なり、何もない壁にゼロからエアコンを取り付ける「新規取付工事」には、見えない壁の裏側を見極める高度な建築知識と、確実な電気工事の技術が要求されます。

本日は、配管用の穴あけから、エアコンの寿命を左右する非常に重要な工程である「真空引き」まで、エアコン新規取付工事の全貌をご紹介いたします。
動画サイトなどの影響でDIYを検討される方もいらっしゃいますが、なぜエアコン工事をご自身で行ってはいけないのか、その理由と隠された危険性についても、たっぷりのボリュームで徹底解説いたします。

施工前(BEFORE):何もない壁に「命」を吹き込む準備

まずは、今回ご依頼いただいたお客様のお部屋の、施工前の様子を見てみましょう。

BEFORE
エアコン 新規取付 施工前 壁

これまでエアコンが設置されたことのない、真っ白な壁面です。

写真をご覧いただくと、壁にはエアコンの配管を通すための穴(スリーブ)がありません。
新規取付工事において最も緊張感があり、そして建物の構造に対する深い理解が求められるのが、この「何もない壁に最初の穴を開ける」という工程です。

エアコンの室内機をどこに設置すれば、お部屋全体に効率よく風が行き渡るのか。室外機を置くスペースは屋外に確保できるか。そして、その2つを繋ぐ配管のルートは適切か。
これらの条件をすべて満たす最適な場所を選定し、いよいよ実際の作業へと移ります。

作業開始:建物を傷つけない「穴あけ」と「専用コンセント」

作業中
エアコン 配管穴あけ コンセント

壁の裏側を見極める「コア抜き」作業

専用の工具(コアドリル)を使用して、壁に直径65mm程度の配管用の穴を開けていきます。この作業を建築用語で「コア抜き」と呼びます。

ただ闇雲に壁に穴を開けてしまうと、壁の裏側に隠れている建物の重要な柱や、地震に耐えるための筋交い(すじかい)、あるいは壁の中を通っている電気配線を切断してしまうという、取り返しのつかない大事故に繋がります。
そのため、壁の中の構造をセンサーなどで正確に探り当て、建物の強度を絶対に損なわない安全な位置を見極めて穴を開ける必要があります。

また、開けた穴には外側に向けてわずかな「下り勾配(傾斜)」をつけます。これは、室内機から出る結露水(ドレン水)が、重力に逆らわずスムーズに屋外へ排出されるようにするための、非常に重要なテクニックです。

火災を防ぐ「エアコン専用コンセント」の絶対条件

写真の穴のすぐ右下に、コンセントがあるのがお分かりいただけるでしょうか。今回は幸いなことに、あらかじめエアコン用の「専用コンセント」が設けられていました。

エアコンは、起動時に非常に大きな電力を消費する家電製品です。
もし、専用のコンセントがないからといって、家庭用の延長コードを使ったり、他の家電と同じ回路のコンセントから電源を取ったりすると、許容量を超えた電流が流れてコードが異常発熱し、最悪の場合は発火して火災を引き起こす大変な危険があります。

そのため、エアコンを新規に取り付ける場所に専用コンセントがない場合は、ご家庭の分電盤(ブレーカー)からエアコンの場所まで、単独の新しい電気配線を引く「専用回路増設工事」が必須となります。
この電気工事には、国家資格である「第二種電気工事士」の資格が必要です。松美装には有資格の熟練スタッフが在籍しておりますので、コンセントの新設からエアコンの取付まで、すべて一貫して安全に行うことが可能です。

背板(据付板)の設置:重量を支え、落下を防ぐ要

壁の穴あけが完了したら、次はエアコン本体を引っ掛けるための金属製の板、「背板(据付板)」を壁に固定します。

作業中
エアコン 背板 据付板 設置

水平器を使い、ミリ単位の狂いもなく真っ直ぐに背板を固定します。

エアコンの室内機は、一見軽く見えますが、実際には10キロから15キロほどの重量があります。さらに、運転中にはファンが回転することによる微小な振動が常に発生しています。

現代の住宅の壁の多くは「石膏ボード」という脆い素材で作られているため、この背板を適当なネジで留めただけでは、エアコンの重みと振動に耐えきれず、ある日突然、壁のクロスごとエアコンが落下してくるという大惨事を招きます。

これを防ぐため、壁の裏にある「間柱(木の下地)」を探し出して強固なビスを打ち込んだり、石膏ボード用の特殊なボードアンカーを何本も使用したりして、大人がぶら下がっても絶対に外れないほどの強度を持たせて背板を固定します。
また、ここで少しでも背板が傾いていると、室内機の中で発生した水がうまく排出されず、室内への「水漏れ」を引き起こす原因となるため、水平の確認は何度でも慎重に行います。

室外機の接続と、命運を分ける「真空引き」

室内機を壁に掛け、配管を屋外へと通したら、室外機との接続作業に入ります。
ここで行うのが、エアコン工事において最も重要であり、エアコンの寿命と性能を決定づける『真空引き』という作業です。

作業中
エアコン 室外機 真空引き

専用の真空ポンプとマニホールドゲージを接続し、配管内部の空気を完全に抜き取ります。

エアコンは、室内機と室外機の間を「冷媒ガス」が循環することで、冷たい風や暖かい風を作り出しています。
配管を接続したばかりの時、その銅管の中には私たちを取り巻く「普通の空気」が入っています。

もし、この空気を抜かずに冷媒ガスを流してしまうと、どうなるでしょうか。
空気中には目に見えない「水分(湿気)」が含まれています。この水分がエアコンの内部で冷やされて凍りつくと、ガスの通り道である細い管(キャピラリーチューブ)を塞いでしまい、エアコンが全く冷えなくなってしまいます。
さらに、空気中の酸素がコンプレッサーのオイルと化学反応を起こして泥状のヘドロ(スラッジ)を生み出し、エアコンの心臓部を修復不能な状態にまで破壊してしまうのです。

これを完全に防ぐため、写真にある「真空ポンプ」という専用の機械を使い、約10分から15分ほどかけて配管内部の空気と水分を外へ吸い出し、内部を宇宙空間のような「真空状態(乾燥状態)」にします。
この「真空引き」を確実に行うことこそが、エアコンが本来の冷暖房能力を100%発揮し、10年、15年と故障せずに働き続けるための絶対条件なのです。

施工後(AFTER):試運転を終え、快適な空間の完成

真空引きが完了し、ガスの漏れがないことをゲージでしっかりと確認した後、いよいよ冷媒ガスを配管内に解放します。
最後にコンセントを差し込み、すべての機能が正常に作動するかを確認する「試運転」を行いました。

AFTER
エアコン 新規取付 完了 1
AFTER
エアコン 新規取付 完了 2

配管の接続部からガスが漏れていないか、室内機から出る結露水が屋外のドレンホースからしっかりと流れ出ているか(水漏れがないか)。
厳しいチェック項目をすべてクリアし、無事にエアコンの新規取付工事が完了いたしました。
何もない壁だったお部屋に、快適な温度と風が吹き込まれ、全く新しい居住空間が誕生した瞬間です。

エアコン工事をDIYで行ってはいけない理由

ここまでご覧いただいたように、エアコンの新規取付工事には、建物の構造把握、電気工事の資格、配管の精密な加工、そして真空引きという専門機器を用いたガス圧の管理など、多岐にわたる専門知識と技術が凝縮されています。

インターネット上には、エアコンを自分で取り付ける方法を解説した動画や記事が存在しますが、私たちは決しておすすめいたしません。

  • ガス漏れによる冷媒の喪失: 配管の接続(フレア加工など)が数ミリでも甘いと、目に見えないガスが少しずつ漏れ出し、ひと夏でエアコンが全く効かなくなってしまいます。
  • 水漏れによる家屋の損傷: 穴の角度やドレンホースの勾配が不適切だと、室内機の裏側から水が滝のように溢れ出し、壁紙やフローリング、下階の天井を腐らせてしまう深刻な漏水事故を引き起こします。
  • 感電・火災の危険: 専用回路の増設など、無資格での電気工事は法律で禁止されているだけでなく、命に関わる重大な事故に直結します。

エアコン本来の性能を引き出し、ご家族の安全と建物を守るためには、こうした精密な作業を確実に行える専門の技術者にお任せいただくのが一番の近道であり、最終的なコストを最も安く抑える方法です。

松美装では、お家全体のフルリノベーションはもちろんのこと、「この部屋に新しくエアコンを付けたい」「専用のコンセントを増設してほしい」といった部分的な設備工事にも、高い技術力で柔軟に対応しております。

「壁に穴を開けられるか見てほしい」「インターネットで購入したエアコンの取り付けだけをお願いしたい」
そのようなご要望やご不安がございましたら、どうぞいつでもお気軽に私たち松美装にご相談ください。

概算のお見積りや現地調査は、すべて無料で行っております。
お客様の暮らしが一年中快適で安心できるものとなるよう、誠心誠意サポートさせていただきます。皆様からのご連絡を、心よりお待ちしております。

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