こんにちは。間取り変更を伴う大規模なフルリノベーションから、お部屋の空気を一新する壁紙の張り替え工事まで、お住まいの空間づくりをトータルでお手伝いする総合リフォームの松美装です。
ご自宅のトイレのインテリアについて、じっくりと考えたことはございますでしょうか。トイレは家の中で最も面積が小さな個室ですが、家族全員が毎日必ず使用し、一人きりでホッと息をつくための究極のプライベート空間でもあります。しかし、リビングや寝室などの居住スペースに比べるとインテリアの優先順位が低くなりやすく、新築時のままの無難な白い壁紙で長年過ごされているケースが非常に多く見受けられます。
清潔感を保つという意味で白い壁紙は非常に優れていますが、全面が真っ白な空間は視覚的な刺激が少なく、どこか無機質で冷たい印象を与えてしまうことがあります。トイレという狭く閉ざされた空間だからこそ、壁の色や質感が人間の心理に与える影響は他の部屋よりもはるかに大きいと言えます。
そのような無難で単調な空間を、大掛かりな設備の交換をすることなく、たった数時間の工事で劇的に洗練されたリラックス空間へと生まれ変わらせる手法があります。それが、壁の一面だけに異なる色や柄の壁紙を施工するアクセントクロスです。
今回は、すべてがホワイト系で統一されていたトイレの壁に、深みのあるブラウンのアクセントクロスを取り入れた施工事例をご紹介いたします。色がもたらす心理的効果や、より美しく見せるための効果的な壁面の選び方について、たっぷりのボリュームで詳しく解説してまいります。
施工前、清潔感はあるものの少し単調な白い空間
まずは、今回リフォームのご依頼をいただいたトイレの、施工前の様子を見てみましょう。



照明の当たり具合で少し陰影がついて見えますが、元々は天井から四方の壁全体に至るまで、すべて同じホワイト系のクロスで統一されていました。便器やペーパーホルダーなどの設備も白や明るい色でまとめられており、とても綺麗にお使いいただいている清潔感あふれるトイレです。
このようにすべてが同じ明るい色で構成されていると、光がよく反射して空間全体が明るくなるという大きな長所があります。しかし、視線を向ける先がすべて同じ色合いであるため、空間にメリハリが生まれず、人間の目はその空間の奥行きを感じにくくなります。視覚的なポイントがないことで、空間全体が平面的で少し寂しい印象になってしまうのが、白一色のインテリアが抱える悩みの一つです。
お客様も、この実用的で無難な雰囲気を一新し、もっと落ち着きのあるお洒落な空間にしたいというご希望をお持ちでした。そこで私たちは、トイレに入った瞬間に視線を引きつけるポイントを作るため、壁の一面だけを濃い色に変更するプランをご提案いたしました。
今回採用した壁紙、東リのVS九ゼロ五八
今回、アクセントクロスとしてお客様にお選びいただいたのは、国内の有力インテリアメーカーである東リの製品です。

こちらの壁紙は、深みのあるブラウンの色合いと、織物のような温かみのある質感が特徴です。トイレという空間にブラウン系の色を取り入れることには、色彩心理学に基づいた明確なメリットがあります。
ブラウンは、樹木や土など自然界に最も多く存在するアースカラーの代表格です。人間はこのような自然界にある色に囲まれると、無意識のうちに緊張がほぐれ、リラックスするという性質を持っています。一人きりで静かに過ごすトイレにブラウンを取り入れることは、心身の疲労を和らげるための効果的なカラーセラピーと言えます。
施工後、ブラウンが創り出す落ち着きと奥行きのある空間
古い壁紙を丁寧に剥がし、新しいブラウンのクロスへと張り替えが完了いたしました。見違えるように洗練されたトイレの様子をご覧ください。


空間の広さや設備は全く変わっていないにもかかわらず、お部屋の空気が劇的に変わり、まるでホテルのレストルームのような上質で落ち着いた空間へと変貌を遂げました。
今回、アクセントクロスを施工したのは、トイレのドアを開けて入ってすぐ目の前に広がる正面の壁です。入り口から見て正面の奥にある壁に濃い色のクロスを配置することには、空間デザイン上の大きな狙いがあります。濃い色は実際よりも遠くにあるように見える後退色という性質を持っているため、奥の壁が遠くにあるように錯覚し、狭いトイレの空間に奥へと続く奥行きが生まれるのです。これにより、実際の面積以上の広がりを感じることができます。
プロが教える、アクセントクロスを貼る面の選び方
アクセントクロスは、トイレの四方の壁のうちどの面に貼るかによって、空間の印象や得られる効果が大きく変わります。ご自宅のトイレにアクセントクロスを取り入れる際の参考にしていただけるよう、代表的な選び方を二つご紹介いたします。
一つ目は、今回施工した正面の奥の壁です。ドアを開けた瞬間にパッと視界に入るため、お気に入りの色や柄を最も効果的にアピールすることができます。また、先ほどご説明した通り空間に奥行きを持たせる効果が高いため、細長い造りのトイレや少し狭いと感じるトイレに最適です。窓がある場合は、窓枠の周囲を濃い色で囲むことになり、窓からの光を美しく引き立てる効果もあります。
二つ目は、便座に座った時に左右にくる側面の壁です。特に、トイレットペーパーホルダーやタオル掛けが設置されている側の壁面を選ぶことが多くあります。壁の面積が広いため、色や柄の印象を空間全体にしっかりと行き渡らせることができます。便座に腰を下ろした際に視界に入りやすいため、お気に入りの柄を眺めながらリラックスしたいという方におすすめの配置です。また、ペーパーホルダーのステンレスやアイアンの質感が、濃い色の壁紙を背景にすることで美しく際立つというデザイン上のメリットもあります。
間取りや扉の位置、窓の有無によって最適な壁面は異なりますので、私たちが現地調査にお伺いした際に、一番美しく見える配置をアドバイスさせていただきます。
手軽で効果絶大な内装リフォームの魅力
壁一面だけのクロスの張り替えは、数ある住宅リフォームの中でも、最も費用対効果が高く、そして工期が短いという素晴らしいメリットを持っています。トイレという小さな空間であれば、事前の準備から古い壁紙の剥がし作業、下地の処理、そして新しい壁紙の貼り付けまで、半日もかからずにすべての作業を完了させることができます。
大掛かりな設備の交換を伴わなくても、毎日目にする壁の色が変わるだけで、そこは全く新しい新鮮な空間へと生まれ変わります。トイレというプライベートな空間は、リビングなどでは少し勇気のいる大胆な大柄の壁紙や、鮮やかなカラーを取り入れてインテリアを楽しむのに最も適した場所です。無地のカラークロスだけでなく、レンガ調や木目調、海外のホテルのような華やかなボタニカル柄など、何百種類というデザインの中からご自身の理想の空間を創り上げることができます。
もちろん、今回はトイレでの施工事例をご紹介いたしましたが、このアクセントクロスの手法は、寝室のベッドの頭側の壁や、リビングのテレビの裏側の壁、洗面室の鏡の背景など、家中のあらゆる場所に応用することが可能です。
また、壁紙の張り替えに合わせて、床のクッションフロアやフロアタイルの張り替えを同時に行うことも大変おすすめです。壁の色に合わせた木目調や石目調の床材を選ぶことで、空間全体のトータルコーディネートが完成し、さらに一段上の洗練されたインテリアを実現することができます。
私たち松美装は、地元に密着したリフォームのプロフェッショナルとして、お客様のこんな空間にしたいという想いを丁寧にヒアリングし、数あるカタログの中から最適な壁紙をご提案させていただきます。
我が家のトイレにはどんな色が合うのか提案してほしいというご要望や、床も一緒に張り替えた場合の費用を知りたいといったご相談も大歓迎です。現地への訪問による寸法の測定や詳細なプランニングとお見積りはすべて無料で行っております。毎日必ず使う空間だからこそ、お気に入りの色柄に囲まれて、心からリラックスできる場所に変えてみませんか。少しでも気になることがございましたら、どうぞいつでもお気軽にお問い合わせください。皆様からのご連絡を、スタッフ一同心よりお待ちしております。
まずはお気軽にお問い合わせください
無料
定休日 日曜と祝日
こちらは弊社受付につながります。
工事内容や金額等の詳細については担当者より折り返しご連絡させていただきます。
































