こんにちは。間取り変更を伴う大規模なフルリノベーションから、お部屋の空気を一新する壁紙の張り替え工事まで、お住まいの空間づくりをトータルでお手伝いする総合リフォームの松美装です。
皆様がお住まいの住宅は、建てられてからあるいは前回のリフォームから何年が経過しておりますでしょうか。住宅の壁や天井を覆っている壁紙すなわちクロスは、お部屋の中で最も大きな面積を占める内装材です。一般的に壁紙の寿命はおよそ十年と言われており、その時期を過ぎると目に見える様々な劣化のサインが現れ始めます。
特に築二十年を超えるようなマンションの場合、長年の生活で染み付いた生活臭や、紫外線による日焼け、そして建物の微細な揺れや乾燥による下地の石膏ボードのズレなどが蓄積し、空間全体がなんとなく薄暗く、そして古びた印象になってしまうことが多くあります。
今回は、東京都西東京市にある築二十三年の3LDKマンションにおいて、すべてのお部屋のクロスを全面張り替えし、新築マンションのような清々しい明るさを取り戻した施工事例をご紹介いたします。壁紙の劣化が空間に与える影響から、あえてすべてのお部屋を同じ壁紙で統一するインテリアの手法まで、たっぷりのボリュームで詳しく解説してまいります。
施工前、築二十三年の歳月が経過したマンションの現状
まずは今回ご依頼いただいたマンションの、施工前の様子を見てみましょう。こちらのマンションは3LDKの間取りとなっており、これからご覧いただく写真はその中の一室の施工前の状態です。


とても綺麗にお使いいただいていたお部屋ですが、やはり二十三年という長い年月を経ているため、壁紙全体がうっすらと黄ばみ、本来の白さが失われてしまっています。壁紙が日焼けしたり汚れを吸着したりして変色すると、窓から入る太陽の光や室内照明の光をうまく反射できなくなり、お部屋全体がどんよりとした重たい空気感に包まれてしまいます。
また、築年数が経過したマンション特有の現象として、壁紙の継ぎ目がパカッと開いてきたり、隅の部分に隙間ができたりすることがあります。これは、塩化ビニルでできている壁紙が長年の乾燥と湿気の繰り返しによって収縮してしまうことと、壁の裏側にあるコンクリートや木の骨組みが年月とともにわずかに動くことで引き起こされます。
お客様は、このお部屋を含む3LDKすべての空間の壁紙を一新し、清潔感あふれる明るいお住まいへとリフレッシュさせたいというご希望をお持ちでした。
施工後、統一された壁紙がもたらす新築のような広がり
すべてのお部屋の古い壁紙を丁寧に剥がし、新しい真っ白なクロスへと張り替えが完了いたしました。見違えるように明るく、そして広々とした印象へと生まれ変わった施工後の様子をご覧ください。


黄ばんで暗い印象だったお部屋が、一点の曇りもない美しい白色に包まれました。壁紙が新しくなったことで光の反射率が劇的に向上し、照明をつけていなくても自然光だけでお部屋の隅々まで明るさが届くようになっています。お部屋に入った瞬間に感じる空気の清浄さも、古い壁紙をすべて取り除いたからこそ得られる素晴らしい効果です。
今回のリフォームにおける最大のポイントは、3LDKにあるすべてのお部屋と廊下を、全く同じ品番の壁紙で統一して施工したという点にあります。
壁紙を張り替える際、リビングは明るい白、寝室は少し落ち着いたベージュ、子供部屋は可愛らしい模様など、お部屋ごとに異なる壁紙を選ばれる方も多くいらっしゃいます。しかし、あえて家中の壁紙を一つの種類で統一することには、空間デザイン上の極めて大きなメリットが存在します。
それは空間の連続性による視覚的な拡張効果です。廊下からドアを開けてお部屋に入った時、壁の質感や色が全く同じであると、人間の脳はそこが一つの連続した大きな空間であると錯覚します。これにより、マンション全体に美術館のギャラリーのような洗練された一体感が生まれ、実際の専有面積以上に広々とした開放感を得ることができるのです。
採用した壁紙、サンゲツのSP二八二一の魅力
今回、お家全体を統一する壁紙としてお客様にお選びいただいたのは、国内最大手のインテリアメーカーであるサンゲツの製品です。

こちらの画像が、今回施工したサンゲツのSP二八二一という品番の壁紙の拡大写真です。この壁紙は、縦と横の糸が交差するような細やかな凹凸が特徴の織物調と呼ばれるデザインを採用しています。
ツルツルとした平滑な壁紙とは異なり、織物調の壁紙は表面の細かな凹凸が光を様々な方向へと柔らかく乱反射させるため、空間全体を温かみのある優しい雰囲気で包み込んでくれます。また、真っ白でありながらも光沢が抑えられたマットな質感であるため、長時間お部屋で過ごしていても目が疲れにくく、どのようなデザインの家具やカーテンとも見事に調和するという万能の特性を持っています。
さらに、この製品は素材にある程度の厚みを持たせて作られているため、古いマンションの壁に見られがちな下地のわずかなデコボコを綺麗に隠し、平らで美しい壁面を作り上げてくれるという施工上の大きなメリットも備えています。
築年数が経過した壁を蘇らせる職人の下地処理技術
築二十三年という年月が経過した壁をここまで美しく仕上げるためには、新しい壁紙を貼る前の徹底した準備作業が必要不可欠です。それが下地処理と呼ばれる工程です。
古い壁紙を剥がすと、その下にある石膏ボードの表面が露出します。長年の建物の揺れによってボードの継ぎ目が開いていたり、ビスが浮き出ていたりすることが多々あります。私たち松美装の熟練した内装職人は、これらの段差や隙間に対して専用のパテと呼ばれる充填材を何度も塗り込み、乾燥させては紙やすりで平らに削るという地道な作業を繰り返します。
この見えない部分の下地処理を完璧に行わなければ、どれほど高級で美しい壁紙を貼ったとしても、光が当たった時に波打つような不格好な影ができてしまいます。新しい壁紙を貼る時間の何倍もの時間をこの下地作りに費やすことこそが、何年経っても美しい状態を保つプロの仕事の真髄なのです。
最も手軽で最大の効果を生むリフォームのすすめ
壁紙の全面張り替えは、お住まいのリフォームの中でも最も費用対効果が高く、そして工期が短いという素晴らしい特徴を持っています。床を張り替えたり水回りの設備を交換したりする工事に比べてご予算を抑えながらも、お家に入った瞬間の印象を根本から覆すほどの劇的な変化を生み出すことができます。
今回はすべてのお部屋を同じ壁紙で統一する手法をご紹介いたしましたが、もちろんお部屋の壁の一面だけを濃い色や柄物に変えるアクセントクロスの施工も大変人気がございます。トイレや洗面所のような小さな空間を遊び心のある柄で彩ったり、リビングのテレビの裏側を重厚感のある木目調にしたりと、お客様の理想のインテリアを実現するお手伝いをさせていただきます。
ご自宅の壁紙がいつ張り替えられたものか思い出せないという方や、お部屋の汚れや暗さが気になってきているという方は、ぜひ一度壁紙のリフレッシュをご検討されてみてはいかがでしょうか。
私たち松美装では、現地への訪問によるお部屋の状況確認や寸法の測定、そしてご予算に合わせた最適なプランの作成とお見積りをすべて無料で行っております。分厚いカタログをお持ちして、お客様と一緒に新しい空間を想像する時間はとても楽しく充実したひとときです。
お住まいに関するお悩みやご希望がございましたら、どうぞいつでもお気軽に私たち松美装までお問い合わせください。皆様からのご連絡を、スタッフ一同心よりお待ちしております。
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