こんにちは、総合リフォームの松美装です。お住まいの中で、朝の慌ただしい身支度から、帰宅後の手洗い、そして夜の入浴前の脱衣や洗濯など、家族全員が1日に何度も足を運び、様々な目的で使用する多機能な空間が洗面室です。限られた面積の中に洗面化粧台や洗濯機といった大型の設備がひしめき合っているため、少し配置が悪いだけでも日々の生活動線に大きなストレスを感じやすい場所でもあります。
特に築年数が経過したマンションの場合、当時のライフスタイルに合わせて設計された設備や配置が、現代の生活様式や大型化した家電のサイズに合わなくなってきているケースが非常に多く見受けられます。洗面台が古くて収納が足りないというお悩みに加え、そもそも洗濯機と洗面台の並び順を変えられたらもっと使いやすくなるのにとご不満を抱えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、築39年という年月が経過したマンションにおいて、古くなった洗面化粧台を新しいものへ交換するだけでなく、洗濯機置き場との位置関係を大胆に入れ替えるという、配置変更を伴う大掛かりなリフォームの施工事例をたっぷりのボリュームでご紹介いたします。設備を移動させるために不可欠な見えない配管工事の裏側や、空間を最大限に活かす最新の洗面化粧台の魅力について、プロの視点から詳しく解説してまいります。
施工前:築39年のマンションに見られる使い勝手の悩み
まずは、今回リフォームのご依頼をいただいたマンションの、施工前の洗面室の様子を見てみましょう。



こちらの洗面室は、入り口の手前側から奥に向かって、洗面化粧台、洗濯機置き場、そして一番奥が浴室の入り口という順番で設備が並んでいました。この配置は数十年前のマンションではよく見られる間取りですが、お風呂に入る際に脱いだ衣類をすぐに洗濯機に入れることができなかったり、洗面台の前に立っている人の後ろをカニ歩きで通り抜けてお風呂へ向かわなければならなかったりと、生活動線に少し不便さを感じる構造となっていました。
また、設置されていた洗面化粧台自体も長年の使用により老朽化が進んでおりました。収納スペースが限られているため、洗面ボウルの周りに歯ブラシや化粧品、洗剤のボトルなどが溢れてしまい、スッキリと片付けるのが難しい状態でした。お客様は今回のリフォームを機に、単に古い設備を新しいものへ交換するだけでなく、洗面化粧台と洗濯機置き場の位置を逆に入れ替えて、より広々と使いやすい洗面室へと根本から作り変えたいという強いご希望をお持ちでした。
作業中:配置変更を可能にする配管の切り廻し工事
洗面化粧台や洗濯機といった水回りの設備を別の場所へ移動させるためには、ただ単に家具のように物を動かせば良いというわけではありません。それぞれの設備の下には、綺麗な水を供給する給水管、お湯を運ぶ給湯管、そして使った後の汚れた水を流す排水管という、重要なパイプが床下や壁の裏側に張り巡らされています。


設備の位置を入れ替えるということは、この見えない配管類もすべて新しい位置に合わせて延長したり、ルートを変更したりしなければならないことを意味します。この専門的な配管工事のことを、建築用語で配管の切り廻しと呼びます。
特にマンションの場合、床下のコンクリートと床板の間の空間が非常に狭く限られていることが多く、その狭い空間の中で水漏れが絶対に起こらないよう、正確に配管を繋ぎ直していく作業には高度な技術と豊富な経験が要求されます。また、排水管は水が自然に流れていくように適切な傾斜をつけなければならず、移動距離が長くなるとこの傾斜を確保するのが難しくなるという課題もあります。
私たち松美装の熟練した職人は、既存の床を一部解体して床下の状況を正確に把握し、新しい洗面化粧台と洗濯機パンの位置に向かって、最短かつ最も安全なルートで給排水管を切り廻していきました。こうした見えない部分の土台作りが完璧に行われて初めて、安心して長く使える水回り空間が完成するのです。
施工後:TOTOオクターブスリムがもたらす広々とした空間
配管の切り廻し工事と内装の復旧を終え、新しい設備の設置がすべて完了いたしました。見違えるように明るく、使いやすい動線へと生まれ変わった洗面室をご覧ください。

手前から奥に向かって、洗濯機置き場、洗面化粧台、そして浴室という、ご希望通りの新しい並び順に変更されました。この配置になったことで、浴室のすぐ手前に洗面化粧台という広いスペースが生まれ、お風呂上がりの身支度や着替えが格段にゆったりと行えるようになりました。
今回新しくお選びいただいた洗面化粧台は、水回り設備のトップメーカーであるTOTOのオクターブスリムという大変人気のあるシリーズです。サイズは幅900ミリメートル、奥行き500ミリメートル、高さ1900ミリメートルという仕様でオーダーいたしました。
このオクターブスリムの最大の特長は、一般的な洗面化粧台よりも奥行きがスリムに設計されている点にあります。奥行きがわずか500ミリメートルしかないため、限られた広さの洗面室に設置しても通路を圧迫することがなく、空間全体を広く見せることができます。その一方で、幅は900ミリメートルという非常にゆったりとした大型サイズを採用できたため、洗面ボウルが広く、二人並んでの身支度もストレスなく行えるという、まさに良いとこ取りの素晴らしい選択となりました。
隙間をコーキングで塞ぐプロの細やかな気配り

洗面化粧台を設置する際、私たちはただ製品を置くだけでなく、日々の使いやすさを向上させるための細やかな工夫を施しています。写真をご覧いただくと、洗面化粧台が右側の壁ギリギリまで寄せられて設置されているのがお分かりいただけるかと思います。
既製品の洗面化粧台を壁の横に設置すると、どうしても壁との間に数ミリメートルから数センチメートルのわずかな隙間ができてしまいます。この隙間は、洗顔中に水が飛び散って垂れてしまったり、ヘアピンやホコリが落ちてしまったりすると、掃除機も手も届かず非常に厄介な汚れの温床となってしまいます。
そこで職人は、洗面化粧台を壁に限界まで寄せた上で、残ったわずかな隙間に防カビ用の専用シリコンを注入し、コーキング処理を行って完全に塞ぎ切りました。これにより、隙間に物を落とす心配も、水が入り込んでカビが生える心配も一切なくなり、毎日の拭き掃除が驚くほど簡単になります。こうした見えない部分への配慮が、リフォーム後の満足度を大きく左右するのです。
収納力抜群の三面鏡でいつでもスッキリ片付く洗面台へ


施工前と同じ三面鏡のスタイルですが、幅が900ミリメートルへと大幅に広がったことで、鏡面が広々としてお部屋全体がさらに明るく感じられるようになりました。左右の鏡を開いて合わせ鏡にすれば、後頭部のヘアセットやメイクのチェックも完璧に行うことができます。
そして、この三面鏡の裏側は、すべてが大容量の収納スペースとして設計されています。家族全員の歯ブラシやコンタクトレンズ、背の高い化粧水のボトルから電動シェーバーまで、細々とした日用品をすべて鏡の裏に隠して収納することができるため、洗面ボウルの周りに物を置く必要がなくなります。いつでもホテルのようにスッキリと片付いた美しい状態を保つことができ、急な来客時にも慌てる必要がありません。
自由なプランで叶える理想の水回りリフォーム
洗面室は、毎日を気持ちよくスタートさせるための大切な場所です。古くて使いにくい設備や、生活動線に合っていない間取りにストレスを感じているのであれば、思い切って位置関係から見直すリフォームをおすすめいたします。
私たち松美装では、設備の製品代と基本的な工事費がすべてセットになった分かりやすい交換パックプランをご用意しております。しかし、今回のように設備の配置を入れ替えたり、内装を全面的に変更したりといった、パックプランには当てはまらないオーダーメイドの施工ももちろん大歓迎です。
我が家のマンションでも配管を移動して配置を変えることができるのだろうかという疑問や、どのようなサイズの洗面化粧台が入るのか見てほしいといったご要望、そして費用がどれくらいかかるのか見積もりが欲しいといったご相談はいつでも無料で承っております。
お客様のライフスタイルにぴったりと寄り添う、快適で使いやすい理想の水回り空間を創り上げるために、経験豊富なスタッフが持てる技術をすべて注いでサポートさせていただきます。リフォームに関することで少しでもご不明な点や気になることがございましたら、どうぞいつでもお気軽に私たち松美装までお問い合わせください。皆様からのご連絡を、スタッフ一同心よりお待ちしております。
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